
新しい人生の節目に。いま注目されるセカンドマリッジリングとは
結婚して永い年月を共に歩んできたふたり。その間に積み重ねてきた時間、経験、そして人生は、かけがえのないものです。
そんなふたりの絆を、あらためてかたちにする機会として、いま「セカンドマリッジリング」が静かに注目を集めています。
人生には、いくつもの節目があります。たとえば、結婚10周年を迎えたとき、子育てがひと段落したとき、ふたりの生活が新しい段階へと進むときなど、数えきれません。
そのような節目に、新しい指輪を贈り合うことは、共に過ごしてきた日々への感謝と、これからの未来への希望を込める、あたたかなセレモニーです。
今回は、そんなセカンドマリッジリングの魅力と選び方についてご紹介します。
ふたりの「これから」を祝う、新しい指輪という選択

結婚指輪は、ふたりが「これからの人生を共に歩む」ことを誓った大切な証です。その想いは、時間が経っても色褪せることは決してありません。
けれど、年月とともに人は変化していきます。肌の質感や指のかたち、好みやライフスタイル…。かつて選んだリングが、今の自分たちにしっくりこなくなってきたと感じる方も少なくないのです。
そんなとき、「アニバーサリーリング」や「バウリニューアル」という考え方は、実に自然な発想で、セカンドマリッジリングは、結婚指輪と同じくらい大切なのです。
そこに積み重ねた時間と想いを、もう一度大切に形にするという選択。ふたりの「これまで」と「これから」をつなぐ、特別な存在です。
セカンドマリッジリングが求められる3つの背景

セカンドマリッジリングが注目されている背景には、いくつか理由があります。
【1】いまの自分たちに合った快適さを求めて
指のサイズや肌の質感は、年月とともに少しずつ変わっていきます。昔は気にならなかった違和感が、日常生活の中でふとしたストレスになることも。だからこそ、いまのふたりに合った着け心地を選ぶことは、ごく自然な欲求です。
【2】節目を祝う、記念としての贈り物に
結婚10周年や子どもの独立、新しい住まいへの引越しなど、人生には何度も「祝福のタイミング」が訪れます。そうした節目をアニバーサリーリングで祝うことで、その瞬間の記憶はより鮮明に、そして永くふたりの心に残ります。
【3】バウリニューアルという新しい文化
最近では「バウリニューアル(Vow Renewal)」を行う夫婦も増えています。
「Vow(誓い)」「Renewal(更新)」という意味で、結婚した夫婦が改めて愛を誓い合い、これからも共に歩んでいく決意を新たにする特別なセレモニーとして、世界中で行われています。
約100年ほど前にイタリアから世界に広まったとされ、結婚記念日や人生の節目に、夫婦が再び誓いを立てることが始まりでした。現在では大切な節目を祝うライフイベントとして広く親しまれています。
後悔しないために―セカンドマリッジリング選びのポイント

いざセカンドマリッジリングを選ぶとなったとき、大切にしたい視点がいくつかあります。
● 永い日々に寄り添う「着け心地」
日常的に身につけるものだからこそ、違和感のない快適な着け心地は最も重要です。
リングの内側がなめらかにカーブした内甲丸仕上げなど、指への圧迫感の少ない設計は、永く身につけるために欠かせません
● 今のふたりに合った「デザイン」
趣味や装いの好みは、年齢や生活スタイルとともに変化します。
かつては華やかさを重視していた方も、今はシンプルで落ち着いたものを好むようになっているかもしれません。いまの自分たちにしっくりくるデザインを見つけることが大切です。
● 永く使える「品質」
セカンドマリッジリングもまた、永い時間を共に過ごす存在。
だからこそ、強度と耐久性に優れた素材と製法を選ぶことで、将来にわたって安心して使い続けることができます。
セカンドマリッジリングにふさわしいデザインと素材とは?

セカンドマリッジリングとして選ばれる人気のリングは、「手元に自然に馴染むデザイン」。
時を重ねたふたりの手元に自然と溶け込み、毎日の装いに違和感なく馴染むシンプルなフォルム。流行に左右されないこのスタイルは、永い年月をともに歩むリングにふさわしい選択といえるでしょう。
また、地金の素材にも注目が集まっています。肌にやさしく、変色や劣化が少ないプラチナやゴールドが人気で、特にゴールドは柔らかな光沢と温かみが魅力。年齢を重ねた手元にも上品に映え、ふたりの成熟した関係性に自然と馴染みます。
そして近年、注目されているのが“エタニティリング”。リングの全周または半周にわたり途切れることなくセッティングされたダイヤモンドの輝きが、ふたりが歩んできた道のりと永遠の絆を象徴します。
英語で「永遠」を意味する「Eternity」から名付けられ、「永遠の愛」を象徴するデザインは、バウリニューアルや結婚記念日といった節目に贈るセカンドマリッジリングとして、多くの方から支持を集めています。

NO.246691 https://umex.jp/product/ani_er-004B
永い未来に寄り添う、クリスチャンバウアーのセカンドマリッジリング

セカンドマリッジリングを選ぶうえで、信頼できる品質と着け心地を重視する方には、クリスチャンバウアーのリングがおすすめです。
指に吸い付くような極上の着け心地と、日常に馴染むデザイン。そこには、140年以上にわたりドイツで受け継がれてきたマイスターによるクラフトマンシップの精神が息づいています。
さらに、クリスチャンバウアーは、指輪の製造だけではなく工業部門も展開。工業部門では、自動車部品や、ジャンボジェット機、スペースシャトル等の航空部品の精密機器に使われる部品を製造しています。
この精密部品製造の最先端技術は、指輪造りにも応用されており、業界内でもトップのクオリティを誇ります。クリスチャンバウアーでは合金専用の機材を揃えて、最も理想的な環境で自社で素材作りから行っています。
中でも際立つのが、クリスチャンバウアー独特の冷間鍛造製法。
金属を加熱せず常温のまま高い圧力をかけ、丁寧に成形するという非常に高度なこの製法は、金属内部に「鍛流線」という金属粒子の流れを形成します。
その結果、変形や傷に強く、まるで“鍛え上げられた筋肉”のような、しなやかで強靭なリングが完成します。
さらに、内側まで丁寧に磨き上げられた甲丸仕上げのリングは、まるで指に吸い付くような滑らかな装着感を実現。見た目だけでなく、永く使うことを前提とした“本質的な心地よさ”を兼ね備えています。
時を重ねたふたりの手元に、静かに寄り添い続ける。そんな誠実なリングを生み出すブランドとして、クリスチャンバウアーは、多くの方に選ばれ続けています。
言葉では足りない「ありがとう」を、記念のかたちに

結婚というスタートから、ふたりで歩んできた永い道のり。その尊い時間の中で訪れる節目を、リングというかたちで確かに記憶に刻むこと。
それは、お互いを想い、これからの人生に新たな意味を与える、祝福の誓いです。
セカンドマリッジリングは、ふたりで永く重ねてきた歩みの証であり、これからを共にする未来への意思でもあります。
ふたりが歩んできた時間と、これから積み重ねる日々にふさわしい一本を、ぜひ実際に手に取って確かめてみてください。
永い時間の中でも変わらぬ輝きを保ち、人生に確かな彩りと深い満足をもたらしてくれるリングとの出会いが、きっと訪れるはずです。
クリスチャンバウアーコンシェルジュをはじめ、専門知識を持つスタッフが、おふたりの想いに寄り添いながらリングとの心地よい出会いを丁寧にお手伝いいたします。